開発の現場で役立つ知識を
本書はあくまでRubyの入門本であり、Railsの入門本ではありません。ですが、「Railsアプリを開発するなら、ここは必ず押さえておきたい」というRubyの基礎知識は必ずカバーするようにしています。
手と頭を動かそう
本書では読者のみなさんに手と頭を動かしてもらうために、簡単なプログラミング問題を各章に用意しています。この問題を解けば「本を読んで終わり」にするよりも、ずっと高い学習効果が得られるはずです。
詳しく、ていねいに
本書では文章だけでなく、サンプルコードもふんだんに使って説明しています。また、初歩的な話題から高度な内容へ、順番に説明しています。そのぶん、ボリュームは増えましたが、わかりやすさは損なわれていません。
第1版からのおもな変更点
第1版をすでにお持ちの方も、読んで損はない1冊になっています。
Ruby 3.0に完全対応
2020年12月にリリースされたRuby 3.0の言語仕様にあわせて、説明を追加したり、内容を書き換えたりしています。
「パターンマッチ」の章を新設
Ruby 2.7から追加された新機能「パターンマッチ」について、新たに章を追加して詳しく説明しています。
モジュールの例題をリニューアル
第8章「モジュールを理解する」の例題を、動かして楽しい「rainbow」メソッドにリニューアルしています。
その他、多数の改善
「難しい」という声が多かった項の説明を見直したり、第1版で言及していなかったトピックを追加したりしています。
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