Ruby 3.4で発生する差異
Ruby 3.4(2024年12月25日リリース)で本書のサンプルコードを動かす場合は、以下の点が本書の内容と異なりますのでご注意ください。
- エラーメッセージの表示形式が変わった(本書全般)
- irb上で表示されるハッシュの表示形式が変わった(5章、本書全般)
- irbでデータ型に基づいた入力補完ができるようになった(第2章 P49のコラム「Ruby 2.7以降で使えるirbの便利機能」)
- 文字列の破壊的変更が警告扱いになった(2.11.3、本書全般)
- ブロックを使わないメソッドにブロックを渡すと警告が出るようになった(10.2.1)
また、本書執筆時点にはなかった、以下のような新しい言語仕様が追加されています。
- デフォルトのブロックパラメータとして it が追加された(4.8.5項に関連)
詳しい内容は以下のWeb記事で説明しています。ぜひご覧ください。
Ruby 3.4で発生する「プロを目指す人のためのRuby入門 改訂2版」との差異について
第1版をお持ちの方へ
改訂2版の発売に伴い、上記の説明は2021年12月2日に発売された改訂2版の内容をベースにしています。第1版をお持ちの方はご注意ください。