Ruby 2.7で発生する差異
Ruby 2.7(2019年12月25日リリース)で本書のサンプルコードを動かす場合は、以下の点が本書の内容と異なりますのでご注意ください。
- キーワード引数の代わりにハッシュを渡すと警告が出るようになった(5.4.3)
- selfを付けてprivateメソッドが呼び出せるようになった(7.7.2)
- KernelモジュールのopenメソッドでURLを開くと警告が出る(第12章のコラム)
また、本書執筆時点にはなかった、以下のような新しい構文が追加されています。
- ブロックの仮引数を連番で指定できるようになった(4章)
- 範囲(Range)リテラルで開始値を省略できるようになった(4.5)
- 改行を伴うメソッドチェーンにコメント行を挟み込めるようになった(10章のコラム)
- 全引数を別のメソッドに引き渡す "..." 引数が導入された
- パターンマッチ構文が試験的に導入された
詳しい内容は以下のWeb記事で説明しています。ぜひご覧ください。