Ruby 3.0で発生する差異

Ruby 3.0(2020年12月25日リリース)で本書のサンプルコードを動かす場合は、以下の点が本書の内容と異なりますのでご注意ください。

  • 変数やメソッド名に_1や_2を使うと構文エラーが発生するようになった(2.2.8)
  • キーワード引数の代わりにハッシュを渡すとエラーが出るようになった(5.4.3)
  • バックトレースの表示順が元に戻った(9.2.1、11章、本書全般)
  • KernelモジュールのopenメソッドでURLを開くとエラーが出る(第12章のコラム)

また、本書執筆時点にはなかった、以下のような新しい構文が追加されています。

  • 1行パターンマッチングの構文がinと=>の2種類になった(実験的機能)
  • endlessメソッド定義構文が導入された(実験的機能)

詳しい内容は以下のWeb記事で説明しています。ぜひご覧ください。

Ruby 3.0で発生する「プロを目指す人のためのRuby入門」との差異について - Qiita